パソコンやスマートフォンのみに大切な電子データを保管している方も多いのではないでしょうか?
災害時にこれらのデバイスを紛失したり破損したりすると、電子データを失うリスクがあります。
このようなリスクを軽減するための対策として、クラウドサービスを利用した電子データの保管が挙げられます。
以下、その際の留意点をいくつか紹介します。
- 複数のクラウドサービスを利用する:例えば、Microsoft OneDriveとGoogleドライブを併用するなどです。クラウドサービスは基本的にデータに対する責任を負いませんので、サービス停止やデータ消失に備えることが重要です。
- 2段階認証を利用する:データのセキュリティを高めるため、2段階認証を利用します。スマートフォンの認証アプリを使用する場合、認証情報をクラウドにアップロードしたり、複数のスマートフォンに認証アプリを設定しておくと安心です。
- パスワードを個別に保管する: NISCハンドブック(以下引用)にもあるように、紙のノートやパスワード管理アプリを使用してパスワードを保管する。こうすることでパソコンやスマートフォンの紛失・破損にも備えることができます。
過去のレターで関連する内容がありましたので、以下にリンクを記載します。
USBメモリなどで電子データを保管する場合は、以下のレターをご覧ください。