電通の40才以上を対象にした早期退職制度について

先日よりYoutubeを見ていると電通リストラという話題がたくさんアップされています。

電通が新会社を設立して、40才以上の従業員を対象に早期退職を促す。

そして、新会社と退職した従業員が個人事業主として業務委託契約を結ぶという話です。

ネット上では「電通リストラ」ということでかなり盛り上がっています。

コロナ禍による業績悪化が電通まで波及していると思うと、その下請けのような会社はさらに大変ではないかと思います。

今回、電通は早期退職を促すということですがリストラとは言っていません。

この点について突っ込みどころもいっぱいあるので、批判が集まっています。

具体的には、新会社と契約する前提として、個人事業主とはいうものの、競合企業との兼業は認めないという点です。

さらには、年齢が上がるにつれて成果に応じった給与の割合が高くなるということからも、給与を削減するという思惑が見えます。

世間からの意見も非常に厳しいというのが現状です。

しかし、ここで私の個人的な意見は
「もう年齢を言い訳に会社にぶら下がるということをやめよう」
ということです。

高度経済成長期は、若いころにがむしゃらに頑張り、40才以降は窓際族(出世してもしなくても)としてのんびり過ごす。

そういう働き方ができたかと思いますが、今そんなことをしようとしても、会社自体がグローバルな市場競争で生き残ることができません。

このことを考えると、ただ「リストラだ!」とか言っている人たちがいかに的外れな主張であるかわかってきます。

これからは40才以降であっても、新たな知識やスキルを身に付け、新たな仕事に挑戦することが求められる。

そして、その努力ができない人は、それ相応の立場や収入になるというだけのことであると思います。

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