久しぶりの書評です。
「GAFAMやBATHにも負けない」という前書きを見て読みたくなりました。
トヨタと言えば、日本を代表する企業なので、やはり「GAFAMやBATHにも負けない」と書かれていると気になります。
著者はトヨタ→TBS→アクセンチュアという経歴で、今は起業されているようです。
トヨタずっとにいたら、多分このような本は書けなかったと言えます。
TBS、アクセンチュアに転職したから見えた、トヨタの仕事に対する評価ということでもあります。
すぐに使えて効果が高いと思う内容を3つブログします。
30分会議
本のタイトルにもあるとおりです。
会議は30分ということです。
大体、会議は1時間デフォルトというケースが多いのではないでしょうか。
その場合、1時間あるので1時間話しよう という場になっているということです。
著者は、そうすることで年に2ヶ月分の時間が捻出と書いてますが、私は時間の捻出より、
そもそも30分で終われる会議が多い、もっと突き詰めると10分とか5分でも良い会議の場合、、
今はリモート会議が多く会議室を取る必要もないので、どんどん内容に応じた時間にすべきかと思います。
ホワイトボードの記入内容をそのまま議事録に
リモート会議だとホワイトボードというよりは、リアルタイムに会話を要約して、書き込んだものが、そのまま議事録になる、ということだと理解しました。
いちいち、「議事録」として会議の後に時間をとり、清書して上役の確認までもらうような面倒なことはやめましょう、
ということだと言えます。
まさに、私もひと昔前までは、「議事録」のための仕事をしてました。
ただ、若手を育てるという意味では、会議の内容を理解し、会社における文書の書き方を学ばせるという点では無駄とまでは思いませんでしたが・・・
ただ、こんな仕事を若手にやらせているようでは、GAFAMやBATHには勝てないということだと思います。
そもそも、若手を育てるという発想自体、もうおかしい時代になってきたのかも・・・
会議の中で議事録を書き、参加者に確認することが一番効率的かつ、中身に間違いがないと言えるので、今後はそのようにしようと思います。
口2耳8の割合で話す
黙らず、話過ぎず。
自分が司会や説明する会議なら、そういうわけにいきませんが、基本的に相手の話を聞くことが大事ということです。
この割合も大事とのことですが、
私は「会議で話をしない人のアウトプットはゼロ」です、と書かれていることが一番印象的でした。
結構、会議に参加しているだけ という人が、私を含め最近多いと思うからです。
リモート会議だと、気軽に依頼して、気軽に参加するという雰囲気になりがちなのかもしれません。
もしかすると、リモート会議ということで、片耳で聞いて、内職をしている方も多いかもしれませんが、
そんなスタンスで会議に出ても、会議かつ内職ともに生産性が低くなるだけのような気がします。
少し話がそれましたが、口2は一方的に話過ぎず、相手の話をよく聞くという意味とともに、必ず自分の意見を必ず話すようにする ということかと。
ということで、3つ、本日から取り入れていきます!