先日、知人が自分の個人情報がインターネットの公開名簿に載っていることに気づき、驚いていました。
一般人の個人情報がインターネットに掲載されることは少ないと思われがちですが、実際には誰でもそのリスクがあります。
最近は、公開名簿だけでなく、BlogやSNSの情報から強盗などの犯罪行為に巻き込まれるケースが増えているようです。
贅沢な暮らしや高価な持ち物をSNSなどに公開していると、犯罪の標的になりやすいと思います。
自分の情報がインターネットで公開されているかを確認する方法として「エゴサーチ」があります。
エゴサーチとは、インターネットで自分の情報を検索することです。
複数のBlogやSNSの情報を照合すると、断片的な情報からでも個人を特定されるリスクがあります。
例えば、あるサイトでは仮名を使っていても、他のSNSと突き合わせることで同一人物だと判明する場合があります。
自分の情報を守るために、以下のポイントを意識してエゴサーチを行いましょう。
- ブラウザの設定
EdgeのInPrivateウィンドウ(Chromeではシークレットモード)などを使い、他人と同じ検索結果を確認できるようにしましょう。
通常のブラウザモードでは個別に調整された検索結果が表示されることがあります。
- 検索の方法
Googleで検索キーワードを引用符で囲む(例:”氏名”)と、完全一致の結果のみが表示されます。
ANDやORを使って条件を追加すると効率的に検索できます。
- 検索のキーワード
氏名のほか、メールアドレス、住所、電話番号も検索してみましょう。氏名はローマ字表記でも確認すると安心です。
もしエゴサーチで意図しない自分の個人情報が表示された場合、自分のBlogやSNSであれば公開設定を見直しましょう。
自分以外のBlogやSNSに情報が掲載されている場合は、掲載者に連絡し削除を依頼してください。
Blogであれば、Whois Domain Lookupなどで連絡先を調べることができます。