先日、大学生の娘がパソコンログイン時のPINに誕生日を設定していて驚いたという話を投稿しました
その後、娘と話をしていて、なぜPINを使うのか?パスワードとは何が違うのか?という話になりました
ネット上では、TPM、2要素認証、暗号化、オンラインパスワードとの違い、などなど難しい解説が多いです
PINについて「面倒」「解除」などのコメントも多く、正しく使っている方が意外に少ないのでは?と思いました
そこで、PINとパスワードについて、30秒でわかる紹介をします
最初に、PINとパスワード(Microsoftアカウント)が他人に盗まれた場合にどうなるかを考えると
PINは設定したパソコンのみにログインが限定されるので、パソコンが盗まれない限り大丈夫です
一方、パスワードは、MicrosoftアカウントのIDがメールアドレスなので、他人がそれを知っている、かつ2段階認証を設定していない場合に、
他のパソコンからMicrosoftアカウントのWeb管理画面にログインされて、OneDriveデータや位置情報などの個人情報にアクセスされます
ここまで理解した上で、次の3つの設定をおススメします
- WindowsのPINはランダムな数字(英字記号を含めるなど複雑にしても良いが覚えられること)
- Microsoftアカウントのパスワードは強力なパスワード(パスワードジェネレータを利用)
- Microsoftアカウントの2段階認証を有効化
ログイン時の使い勝手を良くしながら、Microsoftアカウントを安全に管理するには、PINとパスワードを上手く使い分けることが必要です
特に、外出先でパソコンを頻繁に使う方や、家や部屋に色々な人を招く方は、念のため、このあたりの設定を見直しされると良いと思います
詳細はMicrosoft公式サイトのページよりご確認ください